自分の子どもを褒めにくい・・・

これぼくの話です。

 

子どもが小学生のときは出来ませんでした。

自分の子どもを褒めること。

 

本やネットなどを見て

どうすれば自分の子どもがサッカー上手になるのかなぁ

と、考えたり調べたりしていました。

 

池上さんの本や、よその国の育成の考え方なども

たくさん参考にしてきました。

でもなかなか全てを実行する事は出来ませんでした。

 

これって期待大きさによって

出来たり出来なかったりするんですかね。

 

自分が勝手に期待して、もっと出来るだろうって思って

褒めないどころか最悪、ダメだしみたいになるという・・・

 

お互い、後味良くないですよね。

 

そんな感じでしたが

いつか本人につたえられたらなぁって思うことがあります。

それは彼が小6のころ、

そーですねぇ、全日予選のときです。

これ勝ったら県大会っ!ってときのお話です。

 

(そうです。全然強いチームではないんです。世間的には。)

 

で、結果、 負け です。 6点差くらいつけられました。

でもぼくの中ではいい思い出のゲームの1つです。

 

それは、

「あー、もう言うこと無くなったかも」  と

彼に対して思えたことです。

 

ゲーム中3点差、4点差がついてきました。

そのゲームでのポジションはDFで、

彼がゴールキックを蹴る場面でした。

 

「攻めるぞ!みんな上がれー!」

 

と、大きな声で叫んでいました。

 

ゲームは完全な負けムードです。

チームメイトの士気も下がっていたように感じます。

 

そんな中での一声でした。

 

これを聞いてぼくは先ほどの感想に至ったわけです。

 

彼にはプレーのことよりも考え方みたいなのをよく、

話していたと思います。

 

その中の1つに

ゴールを奪うこと、ゴールを守ることをあきらめたら

それは、サッカーではない。

何点差がついても目的は失ったらダメ。

と、誰かが言っていたことをえらそうに話したことがあります。

 

話したことを覚えてるかどうか知りません。

だけど、ぼくが大切だなーって思ってえらそうに伝えたことを

見れた気がしたので。

結果よりもなんだか  ふっと

なにかが抜けたような感じになったような。

 

いつか、あの時こんな風に感じたよーって

話せるときがくるかもしれませんが

なんだか照れくさいのでその機会はないかも、です。